楽しい社会を作る会社 富士リーディングのブログ

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「働きやすさ」と「働きがい」を向上させるには(後編)

「働きがい」の向上方法について。こちらは自分自身が成長の実感を持つこと、将来を見据えたキャリア展望を持つことが挙げられます。


なかなか個人で成長の実感を得ることは難しいですが、自身で判断するよりもまわりの反応を客観的に見えることができれば実感ができるのかなと思います。

かつてプロ野球で活躍された野村克也さんが人を育成するのに「無視」・「賞賛」・「非難」を使い分けていたといわれています。これは第一段階として無視によって人を試し、そこからの成果を出すことによって賞賛する。

 

一人前になってくると成果を出しても当たり前と思われ評価が厳しくなり非難するといった順序で人の信念を試し、人を生かすという方法です。この方法を客観的にみて利用し今の自分の位置を知ってみましょう。


無視をされている状態である人は新人の頃を思い出してみてください。仕事に対する熱意や自分の市場価値を見出すためのきっかけであるのでこれ以上下回ることはないと思って全力で仕事に取り組んでみましょう。

 

また、この段階で自分のやりたいことではないと思ったら転職することも悪くないと思います。後々になって後悔するより迅速果断な行動することが大事でしょう。


今賞賛されている状態だなと思われる人は謙虚な姿勢が試されているので一つ一つの仕事の成果に対して満足せず精進して業務に励んでみましょう。

 

また、いつまでも褒められている存在でいると成長していないというふうにも捉えれますのでそういったときはまわりに対して厳しい対応をしてみましょう。


最後に避難されているなと感じている人は信念を試されているので暗に褒められにいこうと思わないでください。褒められにいこうとするとまわりからなめられてしまいます。その非難を乗り越えた先に共感がありますのであともうちょっとと思って頑張ってください。

このように「働きやすさ」と「働きがい」は自分の意識で向上させていくことができます。

また、自分の成長なくして人の成長はありません。自分がどれだけ成長できるか、そこを第一に考えてください。今の職場の環境が成長できないなと感じたのであれば今すぐにでも転職をお勧めいたします。

無駄な努力はないと思いますが、時間というのは有限です。

そのなかで努力をしていかなければなりません。如何に時間を有効活用できるかをこれから考えていきましょう。