楽しい社会を作る会社 富士リーディングのブログ

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コロナショックで不動産投資はどう変わる??②

コロナショックと過去のリーマンショック、震災との大きな違い

 

後者二つは部分的にストップしていたが今回のコロナはほぼすべての業種が完全停止または部分停止しており数か月の負担額でリーマンショックや東北震災を抜く勢いで事実そうなることは間違いないでしょう。

 

そして、震災以降は急激にインバウンドが伸び中国からの爆買い、韓国や台湾からの日本観光ブームで間違いなく地域によってはそれで息を吹き返し、日本人が見向きもせず忘れ去られていた場所に海外からの投資が過熱し二束三文の土地が都会の住宅地並みに価格をつけられ流通しています。(北海道ニセコ、静岡、山梨の富士山が見える温泉地など)

 

それらは日本では衰退していた観光業に新しい産業としてのインバウンド、そしてエアアンドビーなどをはじめとして民泊なども紆余曲折を経て定着しました。民泊特区に選ばれた地域では軒並み不動産価格が上昇しバブル化していました。(京都、大阪、福岡など)

シェアハウスや空き家などから始めた会社も借り入れをしホステル、バックパッカーホテル、古民家民泊などありとあらゆる方面に波及しました。

 

この民泊特区は非常に不動産価格をバブル化させるには十分な起爆剤となりました。

そもそもグレーゾーンでも需要が高くなった都心のワンルームマンションや古民家などが届け出をすれば一定基準満たしていれば許可が下り更にそれを支援する会社が増えたことで急激に不動産価格は上昇しました。そして中国、台湾、韓国などの個人も民泊経営に乗り出したこともさらに不動産価格の上昇を招きました。

 

そして、オリンピックに万博と数年間は経済をけん引できそうなイベントが将来ビジョンを明るくしました。

 

結果的に数年で2倍、3倍と恐ろしい値上がりをしました。場所によってはそれ以上も普通でした。

 

軒並み各地ではホテルが建設ラッシュ、飲食店も観光地にインバウンド目当てのお店が増えお土産店や海外客に好まれる分野のお店が増えました。

 

そして、もう一つの不動産価格を上げる要因としてあげれそうなことはリーマンショック以降急激に増えたサラリーマン大家さん

リーマンショックから今まで盛んに言われている、本業がダメでも収入を得る方法が複数あることが推奨され属性の良い方から始まって、そうでなくても格安物件を購入して貸し出す方法などが紹介されてから多くの方が参入し市場にある安い物件から、新築で購入したり建設したりありとあらゆる方法が。

そして、マンションやアパートが飽和してきたときにシェアハウス投資なども親から相続した古い物件を手直しする手法から始まり今では新築して貸し出す方法を進める業者も増えました(かぼちゃの馬車がそうですね、吹っ飛びましたけど)

 

そんな状況の中でオリンピック以降が怖いという中でいろんな企業がそれを見越した対策などをしているさなかに予想もつかないコロナショック

 

そんなコロナショックで2月後半から海外からのインバウンドが停止、3月からは自粛ムード、4月には政府命令で飲食店やサービス業など(性風俗も含めて)多くの業界が影響を受けました。

 

 

 

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