楽しい社会を作る会社 富士リーディングのブログ

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あなたの会社にはこれが足らない?就活者が企業に求めている事。

就職難と、世間では言われているが、実際、企業側からすると、「採用難」に陥っているケースがとても多いです。

特に「働き方改革」や「終身雇用の廃止」によって受ける影響がない、とも言い切れませんよね。

時代が進むにつれ、就活生と、企業の間に生じるギャップが大きくなっています。

 

なぜギャップが大きくなっているのか?答えはいたってシンプルで、『就活生が求めているものがここ数年で大きく変化した』これだけです。

せっかく採用しても、このギャップから、会社と新入社員の間に何らかの亀裂が生まれ、早期退職につながってしまいます。

なので、まずはいまこの時代を生きる就活生が求めている事を理解しておいたほうがいいです。

 

<就活生の9割が求めているのは”現場の声”>
ある調査団体が、20代の就活生500名に、あるアンケートを実施しました。「選考時に最も話を聞きたい人は誰?」というものです。結果は下の画像の通りです。

富士リーディング 転職相談

 

 





選考時に最も話を聞きたい人は「一緒に働く社員」(64.6%)が最多になりました。次いで「上司や現場のリーダー」(23.8%)となっています。このことから、9割近くの就活生が実際に働く職場のリアルな声を求めていることが分かります。

 

同時に「就活時に最も知りたい情報は?」というアンケートも実施しました。結果がコチラです。




就活時に最も知りたい情報は「給与などの待遇・福利厚生」(30.6%)でした。次いで「会社の雰囲気」(26.6%)「働く社員の声」(22.6%)と回答しており、2人に1人が職場のリアルな状況や雰囲気に関する情報を求めています。

 

就活生は複数の企業にエントリーしています。それでも、最終的には1社に決めて就職するわけです。中には複数の企業を受けたが1社しか内定がもらえなかった、という人もいます。が、そういう人はほんの一部です。ほとんどの人は複数の企業の中から1社に決めるのです。では、その”決め手”は何なのでしょうか?これも、同じように、20代の就活生500名にアンケートを実施しました。




最終的に1社を選んだ決め手は「やりたいことができる、成長できる環境がある」(19.4%)と回答しており、選考時に働く社員の声も判断基準になる可能性がありそうです。次いで「企業が残業・休日など働きやすい職場づくりをしている」(17.8%)となっており、企業の働き方改革が注目されていることが分かります。

 

選考段階で、自社の求めている人材かどうか?と天秤にかけていくのはもちろんですが、それは就活生も同じです。「自分の求めている会社はここなのか?他にもあるんじゃないか?」と、他社と比較しています。だから、選考段階でギャップを最小限に抑えるためにも、求められている事の情報を開示することが必要なのです。実際の就活生の声をしっかりと把握しておけば、それが可能です。

 

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