楽しい社会を作る会社 富士リーディングのブログ

就職や転職のお手伝いをしていて気になることや趣味が高じて始まったDIY資材のことなどを書いたりしてます

コロナショック後の求人倍率、仕事の減少とその先にあるもの

今回は求人倍率の減少その先について話していこうと思います。
現在政府が発表した一般職業紹介状況の有効求人倍率は前月比べて減少していることが分かっています。

これにより1月から3カ月連続で減少しています。ここからは予想の話になるのですが、4月は緊急事態宣言を発表された月でもあるので低下すると思われます。

さらに、このままいくと回復のめどが立たず求職者と求人票との差が狭まっていき世の中に失業者が多くなっていきます。せっかくやりたい仕事があったのに世の中の情勢のせいで就職できなくなるようになります。

 

東京オリンピックも来年に延期され開催したとしてもお客さんの数は今年想定していた来場者数よりも増えるということはないでしょう。

f:id:fujileading:20200514133851j:plain

求人倍率



https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00034.htmlより

このグラフを見るとわかるのですが前年の3月から1年間有効求人数が圧倒的に有効求職者の数を上回っていました。そして図の左側、21年度の様子を見ると有効求人数と有効求職者数が逆転しています。この時に何が起きたかと言うとリーマンショックです。

リーマンショックとはアメリカにあるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスという投資銀行が経営破綻しその後連鎖的に金融危機が起きたことをいいます。これによりアメリカドルが下落し、日本は輸出産業に大ダメージを負い結果的に日本経済の大幅な景気後退につながりました。ここで私が何を言いたいのかお判りでしょうか。

 

そう、現在もこのような流れになっていくのではないかと思います。緊急事態宣言で日本経済はシャットアウトされ失業者はもちろん飲食店などのサービス業が軒並み閉店を余儀なくされています。

コロナウイルスは体を蝕んでいくに足らず、これからも経済や社会的にも蝕んでいくのかもしれません。